第1位 ヨーネルコ
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル24,530円 | 41% | 10cm |
95点 | 80点 | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
30D | 190N | 多いし高い |
75点 | 80点 | 95点 |
総合510点
厚み4cmパッド(税込15,400円)
最近発売されたのがこの4cmのP3004です。この商品に関しては30日の返品保証がついていませんが、あえてマニフレックスと比べるならばイタリアンふとん2(シングル)38,500円に相当するスペックです。プロファイル加工はP3007と同じですが、こちらはあくまでも何かの上に重ねる前提の商品。P3004を重ねるとヨーネルコの寝心地が手軽に再現できるという優れものです。主力商品であるN3010の三つ折り部分が気になるという人や、寝心地をもっと向上させたいという人向けの商品のようです。
厚み7cm片面プロファイルマットレス(税込18,700円)
7cmの厚みの片面プロファイル加工がされたP3007というお布団ともベッドマットレスとも呼べる商品です。プロファイル加工というのはいわゆるデコボコした表面を持つマットレスの総称なのですが、このプロファイル面がとても心地よい柔らかさと弾力を持っています。プロファイルじゃない方の面は、上記で紹介した三つ折りマットレスとほぼ同じ寝心地になります。また7cmの厚みで底付感が不安だったのですが、横寝姿勢でも全く問題がありません(レビュアーの私は体重70kg)。
厚み10cm三つ折りマットレス(税込25,300円)
ヨーネルコの三つ折りマットレスは、その密度と反発弾性の高さでマニフレックスのメッシュウィングと同等の性能を持っています。私が鈍感なだけかもしれませんが、シーツをかけて寝ころぶと、どっちがヨーネルコでどっちがメッシュウィングなのか正直分かりません。腰のホールド感もしっかりと感じられメッシュウィングの45,650円に対して約2万円も安い価格なのですが、同レベルの性能といっても過言ではありません。この価格でも欧州製の本格マットレスとそん色のないスペックを誇るのがヨーネルコの素晴らしいところです。
・公式サイト
・楽天でのレビュー
・Amazonでのレビュー
・Yahooでのレビュー
第2位 グングネル
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル35,200円 | 66% | 10cm |
80点 | 100点 | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
36D | 175N | 高い |
85点 | 80点 | 80点 |
総合510点
更に反発弾性は66%を誇ります。普及している高反発マットレスは40%前後が大抵なので、より人体の背中のS字曲線に瞬時に形状を変える特性を持っているといえます。つまり体圧分散性能が高いのです。寝返りも当然打ちやすいです。
そして重要なのが60日返品保証サービスです。15日間使った後の45日以内に返品が可能になり、送料を含めた諸費用はグングネル側が負担しています。実際に使っている私の感想としては、沈み込む感じが少なくそれでいて腰の部分にはきっちりとマットレスがはまり込む感覚があります。横向きになったときも肩が沈み込むことによって圧を逃がし圧迫感を感じません。初日から違和感なく寝れましたが、寝返りの回数が減ったような気がします。個人的には大変気に入ったので60日返品保証を使わずに使い続けています。
・60日返品保証の詳細
・Amazonレビューをチェック
・楽天市場レビューをチェック
・Yahooショッピングのレビューをチェック
第3位 マニフレックス
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル45,650円 | 不明 | 10cm |
60点 | – | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
30D | 170N | 多いし高い |
75点 | 80点 | 85点 |
総合385点
反発力は万人にフィットするであろう170Nで芯材の厚みも10cmと「高反発マットレス」として十分な数値です。今は引退した元嘉風関をはじめ力士でも使用できる三つ折りマットレスとして、密度30Dの耐久性は折り紙付きです。
私もメッシュウィングを所有し3年ほど使用したことがあります。初めての「高反発マットレス」がマニフレックスだったので、最初に寝たときの腰を支え上げられる寝心地はまさに衝撃でした。
アスリートや著名人を使ったPRにより、ブランドの知名度、信頼度が高くレビュー数も豊富で総合的に高い評価を保っています。また、10年以上の長期保証も存在しユーザーにとって安心できる「高反発マットレス」ブランドと言えるでしょう。
第4位 ソムレスタ
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル49,800円(税抜) | 60% | 6cm |
55点 | 90点 | 65点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 154N | 高いしやや多い |
ー点 | 80点 | 80点 |
総合370点
ソムレスタをはじめとする新鋭の「高反発マットレス」に私が言いたいのは、密度くらいしっかり公表してほしいってことだけです。と書いていたところ最近になって「高密度だけど模倣されるから公表しない」などと述べており、圧倒的嘘臭さを誇っています。密度を隠すことに何の意味も無いってことが分かっていないようです。密度を模倣って何?って正直思います。
第5位 モットン
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル39,800円(税抜) | 不明 | 10cm |
55点 | ー | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
30D | 140N 170N 280N | 高いが少ない |
75点 | 85点 | 70点 |
総合370点
反発力が選べるのはユーザーにとってありがたいサービスと言えるでしょう。ただ140Nと170Nでは並大抵の人では違いが判らないかもしれません。また、密度30Dの厚み10cmでこの価格だと、やはり大御所マニフレックスのメッシュウィングやヨーネルコと比較して割高に感じてしまいます。
アスリートを採用しPRしてはいるものの、個人的にはブランドの信頼度は低いと感じてしまいます。それはWEBサイトの見せ方や「塗るモットン」みたいな怪しい商品の取り扱いがあることから来ている感想かもしれません。あと、重ねて言いますがコスパが悪い。
第6位 ごくみん
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル7,980円 | 不明 | 5cm |
80点 | ー | 60点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
32D | 180N | 高いし多いが信頼度低い |
75点 | 85点 | 65点 |
総合365点
第7位 雲のやすらぎプレミアム敷布団
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル39,800円(税抜) | 不明 | 17cm |
55点 | ー | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
35D | 150N | 高いし多い |
65点 | 80点 | 80点 |
総合365点
第8位 スリープマジック
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル39,990円(税抜) | 不明 | 12cm |
55点 | ー | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
30D | 280N | 高いが少ない |
75点 | 65点 | 60点 |
総合340点
線で体を支え上げるウェーブタイプと点で体を支えるブロックタイプの2種類からマットレスを選べるというのが大きな特徴です。しかしこの2種類の違いが体にどう作用するのかは正直なところわかりません。
厚みは3種類の選択が可能なだけに反発力も選択できるようだともっと幅広いユーザーに受けたのではないかと思います。RIZEという会社もしっかりと実態のある会社ですし、他の著名な「高反発マットレス」と同じようにアスリートをPRに採用しています。
このレベルの「高反発マットレス」にしては価格設定は強気な設定に思えます。厚みが12cmあるとは言え、同じクラスのマニフレックスメッシュウィングよりも価格が上となると割高感が否めません。いっそのこと12cm→10cmに減らし売値をメッシュウィング程度にしたほうが良いと個人的には思います。
第9位 Sleeple EX8
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル6,270円 | 不明 | 8cm |
60点 | -点 | 75点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 176N | 高いし多い |
-点 | 80点 | 85点 |
総合300点
格安「高反発マットレス」が出始めて一番最初くらいに登場したのがSleepleだったと記憶しています。「アスリートも使う高反発マットレスが低価格で登場」というプレスリリースを何度か目にしたことがあるので、要はマニフレックスを使いたいけど高級に感じるユーザー層をピンポイントに狙って安価版を製造し販売された「高反発マットレス」なんだなと認識していました。
しかし、安いのにはきちんと理由があるものでSleepleも7~8年くらい販売歴があるのにも関わらず、密度の記載は一度もなかったように思います。つまり30Dに満たない低密度の粗悪品を低価格で販売しているだけのことです。実際に密度計算してみると25Dという数値が弾き出されます。
正直なところ、Sleepleの知名度があれば30Dの本物の「高反発マットレス」を製造し、15,000円くらいで販売すれば、今よりももっと効率的に売れると思いますがそれをやらないのは低価格路線でやるんだ、という強い意志の表れなんでしょうか? もしも中国で30Dの「高反発マットレス」ができないんだという場合はご相談ください。安くて質の良い工場を紹介します。
第11位 西川Air01ベーシック
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル44,000円 | 不明 | 8cm |
55点 | ー | 80点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 130N | 高いしやや多い |
ー | 80点 | 80点 |
総合295点
西川産業自体の信頼度はかなり高く、またマニフレックス以上のアスリート界のスーパースターをこれでもかと採用しPRしまくり知名度や信頼度を一気に押し上げるやり方で一気に「高反発マットレス」業界のメインストリームとなりました。 しかし商品自体は肝心の密度表記や反発弾性の表記がなく(西川は羽毛布団でも重要な数値の公開をしません)、仮に30Dだったとしても割高感が否めない強気の価格設定となっています。ブランド力にあぐらをかいた殿様商売ができるんだから西川ってやっぱ凄いっすわ
第12位 ゼロキューブ 厚み10cm三つ折り
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル16,980円 | 不明 | 10cm |
80点 | ー | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 不明 | 高いし多いが信頼性低い |
ー | ー | 60点 |
総合225点
楽天市場などではレビューが見つからなかったので、レビューの信用度が低いAmazonのみでの評価となりますが、200件近くのレビューはおおむね高評価です。しかし、「高反発マットレス」の評価に必要な反発力や密度などの記載が見当たらず私の評価軸で測ってしまうと低い点数で収まってしまいました。商品のデザインや機能性の説明を見る限りでは化けそうな「高反発マットレス」なだけに残念です。
TOBESTという会社自体の信頼度という点でも、公式サイトがHTTPS化されていない点や企業の実態の不透明さという点において怪しいと言わざる得ません。
また、ゼロキューブ以外にもエムリリーというマットレスを販売していますが、Amazonレビューの中身が若干サクラくさく、サクラチェッカーでも20%~30%のサクラ度を計測している為、TOBESTが扱う商品のすべてがちょっと胡散臭いという感じがしてしまいます。
第13位 コアラマットレス
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル72,000円 | 不明 | 23cm |
70点 | ー | 90点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 不明 | 高いし多いが信頼性低い |
ー | ー | 60点 |
総合220点
その公式サイトにおいてレビューが2966件ついており、おおむね評価は高いようですが公式サイトのレビューはいくらでも運営者側が操作できてしまうので全てを信じることができません。
また快適さとサポート力を訴えている割には反発力や密度といった記載がないので、私の評価軸に基づくとどうしても加点が少なくなってしまいます。運営会社がオーストラリア系の外資ということもあり、その辺りのデータの表記の知識がないままオーストラリアで販売してた「高反発マットレス」を日本にそのまま持ち込んだのかもしれません。ネット上での広告戦略がものすごいです。マットレス難民ならSNSなどを見ているとどこかで絶対コアラを見かけるはず。
第14位 エアウィーヴ スマートZ厚み9cm三つ折り
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル42,900円 | 不明 | 9cm |
55点 | ー | 80点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 不明 | 高いしやや多い |
ー | ー | 80点 |
総合215点
なぜかというと絡み合うファイバーは体圧のかかる場所に引っ張られる形で周りのファイバーも沈み込んでしまうからです。硬さこそ170N~200N程度はあろうという寝心地ですが、これを厚み9cmもの三つ折りにしたところで体圧分散はできないと想定できるからです。いわばボンネルコイルのような芯材の変形を起こすはずです。 また、価格の高さもネックとなります。西川産業と同レベルのスーパースターアスリートを採用し、知名度と信頼度を一気にあげるところまでは、「高反発マットレス」業界の常套手段の売り方ですが、このファイバー素材単独のまま戦い続けるのは無理があるのではないかと個人的に思います。
一時フランスベッドとコラボしたマットレスなんかもありましたが、これまでよりももっと弾性のあるファイバーでポケットコイル方式に「高反発マットレス」を作ると面白いかもしれません。
第15位 オクタスプリング
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル21,780円 | 不明 | 7cm |
70点 | ー | 70点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 不明 | 高いが少ない |
ー点 | ー | 70点 |
総合210点
本国イタリアのオクタスプリングはマットレスのラインナップがメインですが、日本で販売されているオクタスプリングはあくまでも厚み7cmのトッパー商品だということを知っておかねばなりません。そうです、決してこれ1枚で布団のように使用する前提の商品ではないのです。
日本での販売を行うヤーマン株式会社自体は東証一部上場企業ですし、「高反発マットレス」以外にもたくさんの商品を販売している信頼のおける企業ですが、オクタスプリングのトッパー以外の本命マットレスの販売をいつまでたっても開始しないところを見ると、思ったほど現在のオクタスプリングの売上がなかったのではないか?と邪知してしまいます。
第16位 トゥルースリーパーセロ
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル27,280円 | 不明 | 5cm |
70点 | ー | 65点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 不明 | 高いが少ない |
ー | ー | 70点 |
総合205点
芯材は5cmで55Dという高密度が2cm、20Dという心もとない密度が3cmという構成でしたが今確認してみると何かよくわからないエアウィーヴのような芯材に変わってました。密度の加点は低くなりますし、この程度の厚みではたとえ55Dとは言え価格が高すぎる印象です。また反発力の記載が見当たらないのも減点の要因です。
このマットレス以外にも低反発素材と高反発素材を組み合わせたハイブリッドな「高反発マットレス」など、トゥルースリーパーの強みを活かした面白いラインナップもありますが楽天市場ではまだ評価されていないようです。
第17位 アイリスオーヤマ高反発マットレス MAK8-S
価格 | 反発弾性 | 芯材の厚み |
シングル8,481円 | 不明 | 8cm |
70点 | ー | 75点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 105N | ゼロに等しい |
ー | 60点 | ー |
総合205点
値段の安さこそ目を引く「高反発マットレス」ですが、決して長持ちするものではないと思います。例えば短期赴任などで一時的にでも安い「高反発マットレス」を用意したいという場合などでは重宝するかもしれません。しかし三つ折りできる商品ではないので、収納にかなり苦労することでしょう。
反発力の105Nも低すぎるので女性や男性でもかなり細身の方でないと睡眠中や睡眠後に腰の痛みを伴うものと思います。
第18位 ニトリの高反発マットレス 厚み10cm
価格 | 反発力 | 芯材の厚み |
シングル6,100円 | 不明 | 10cm |
60点 | ー | 85点 |
密度 | 反発力 | レビュー評価 |
不明 | 不明 | 少ない |
ー | ー | 25点 |
総合170点
密度26Dの厚み10cmのマットレスであれば、販売価格はちょっと高めといったところです。「高反発マットレス」の情報として不可欠な反発力と密度がないのにも関わらずレビューが20件つくほど売れるのは、ニトリのネームバリューのおかげと言わざる得ません。 もうちょっと本気を出せば他の「高反発マットレス」など一気に駆逐できるほどの将来性を秘めていると思いますが、「高反発マットレス」という矮小なジャンルではやる気が出ないのかもしれません。